最近のCPD、その1、土木研究所の講演会/展示会
2つ前のブログから一転、のんきな内容で恐縮です。
年度末発注が多い土木業界の宿命で、かつ、弊社が携わることが多い利水設備の仕事は、多雨期は少ない(=水が多いので停めない)ので、夏のこの時期は、例年仕事が空き気味です。T_T
資金繰りの心配も、ときに生じたりするのですが、まあそれはあまり気にしないで、
余裕が出来たこの時期に、講習会や見学などになるべく出かけて、充電するよう心掛けています。
CPD(継続教育)ですね。
先日は、土木研究所の新技術の講演会/展示会に行ってきました。
単品の新技術も、それはそれで勉強になったのですが、最もお役立ちだったのは基調講演でした。
「現代社会資本が直面する不整合にどう取り組むか? 〜量的充足以外の諸問題〜」政策研究大学院大学教授 家田仁先生
社会資本における様々な課題や矛盾=不整合に対して、発想を転換し、リーズナブルにかつ戦略的に取り組む必要性について、道路整備事業や料金調整を例に挙げつつ、非常に明快に語られました。
どうしても自分は専門バカになりがちなので、ものごとを俯瞰的に眺める必要性を痛感し、新鮮な内容でした。
興味を持たれた方は、下記サイトなどをご覧ください。
【インタビュー】東京大学・政策研究大学院大学教授 家田仁/インフラ是非は冷静な議論で ~ 建設産業再生への処方箋-復権への視座
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